草加の思い出写真 ~お店編~

写真を撮りながら、その場所で出会ったおいしいもの、出会った人たちが思い出された。

好きになったらそのお店ばかり何度も訪れてしまう性格。

だからこそ、生活の一部となったそのお店が遠い存在になってしまうのは、やはり寂しかった。

ここに紹介する写真は、そのお店の一部である。

コーヒー屋さん(ecoma coffee)

お店の奥で焙煎されるスペシャルティコーヒーを楽しめるお店であり、近所のコーヒー屋さんのたまり場として地元の人で賑わうお店でもあるecoma coffee。

一息したいときにふらっと立ち寄って、コーヒーを飲む。そこには店主さんとスタッフの方々の温かな雰囲気と、集まる人たちとの会話があった。

店内は定期的にエキシビション会場にもなっている。

イラストに版画、写真、書道に観葉植物。

あらゆるジャンルの作家さんたちが展示していた。それもまた、ecomaに通いたくなる理由の一つだ。

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カフェ(oyatsu&coffee PAKAN)

店主のあやのさんの笑顔と明るく優しい雰囲気が、お店全体をやわらかくしているように見える。

そしてなんといってもおやつのセンスが最高。季節ごとに内容が変わるから通いたくなってしまう。

おやつ目当て、コーヒー目当て、おしゃべり目当て、気分転換目当て、くつろぎ目当て…

なにを目当てに行こうと、つい長居してしまいそうな居心地の良さがある。

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小さな中華料理屋さん(泰龍)

長時間のゼミが終わってへとへとになり、もう料理する時間もないなあ、と思ったときに行っていたお店。

薄汚れた店内とカウンターしかない狭い店内は、初めて入るときこそドキドキしたもののどこか居心地がよく、何度も通った。息の合ったご夫婦のやり取りも見ていて心地よい。

きまって頼んでいたのは五目焼きそばの肉なし。これにお酢とからしを混ぜ合わせながら味を変えて食べるのが好きだった。

カレー屋さん(WENDY’S CURRY HOUSE)

大学生になったばかりのころから通ったカレー屋さん。

オーナーは日本人だがスタッフは皆ネパールからやってきた人たちだ。その日本語のアクセントがまたクセになる。

カレーは自分で作れるが、釜で焼くナンはお店に行かないと味わえない。ナンを目当てにお店に行くようなものだった。ベジタブルカレーをよく頼んでいた。

店員さんとのやり取りを書いた「きまぐれエッセイ 」はこちら

パン屋さん(おーぐぱん)

自分でパンをつくるにも関わらず、何度も何度も訪れたお店。店主の小倉さんは地元愛に溢れた方だ。

地元の食材を使うことや、地元の子どもからお年寄りまで楽しんでもらえるパンをつくること、そして地域の人たちがつながるようなパン屋になることを目指し、実践されている。

ポイントカードがあって、雨の日はポイント2倍。

私は小倉さんのつくるハード系のパンの食感がとても好きだった。季節限定で売られていた栗の渋皮煮を使ったパンが忘れられない。

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和菓子屋さん(しみずや)

和菓子が恋しくなった時に訪れていた場所。

笑顔が素敵なお母さんが迎えてくれる。

そうか宿まんという薯蕷饅頭をリピートしていた。

八百屋さん(うすや青果店)

親子でやられている八百屋さん。

お父さんが体調を崩されたときにしばらくお店が閉店していて寂しかったのを覚えている。

無駄な包装をせず、丸裸でディスプレイされている野菜をそのまま(or 新聞紙にくるんで)渡してくれるスタイルがいい。

お父さん元気かな。

以上、私が草加滞在中にお世話になったお店のいくつかを、撮った写真とともに紹介した。

お店に行く、商品を買うということは、その制作者を応援するということでもあって、こういった「地元の好きなお店」を地元の人たちが支えるという営みは街の存在の重要な要素なのではないだろうか。

写真を撮りながら、もうしばらく訪れることはないと想像したら寂しさに駆られたが、一つ一つのお店を周りってその雰囲気や思い出をかみしめることで丁寧にお別れすることができたようにも思っている。

フィルムで写す世界は時折、今回のようにブログに載せようと思う。デジタルでは味わえないその写真たちがお届けできたら幸いである。

2021-07-30|タグ:
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