〈新米販売中〉田植えから収穫までのようす

今年からイネを栽培し、幸い多くの収穫を得ることができました。

そこでこの度オンラインストアをオープンし、お米を販売することにしました。

今回はお米の販売にあたり、ぜひ田植えから収穫までの様子をお見せしたいと思い、綴っています。

田植えから収穫までの記録写真

まず、5月から9月まで、断片的に記録として撮っていた田んぼの写真を並べてみます。

手植えしたばかりの様子、うっすら足跡が見えます。苗はベテランの農家さんが育ててくださったものです。
オタマジャクシほか、いきもの観察が楽しいです。

多くのいきものが集う田んぼは、豊かだな、と思います。

鳥も多く訪れます。

いままで自然栽培の圃場でなかった場所でのスタートは、草とのたたかい。草に負けまいと、除草は何日もかけて行いました。

(この作業で母と私は2キロほど体重が落ちました。通りすがりのおじさんが、「これはいいダイエットだねぇ」とおっしゃっていたのが現実に…笑)

なんとか草に負けず、梅雨の時期もどんどん育っていきます。
畦に自然に生えてくる花々も綺麗です。
7月下旬、開花しました。
夏の暑い時期のイネ。
そして9月に入り、黄金色になりました。
広い方の田んぼはコンバインでの収穫をお願いしました。(尊敬している先輩百姓さんがコンバインを操作しています。)
手刈りする際は祖母の手も借りて、親子3代で作業しました。何にも代えがたい、幸せな時間です。
天日干しの様子。5mの鉄パイプが4本並んでいます。

こうして収穫をすることができたのでした。

手刈りとコンバインを比べたところ、なんと48倍もかかっていました。機械の便利さに気づくと共に、手刈りの楽しさや気持ちよさもまた、やってみて分かったことでした。

田んぼの近くを通る人たちは今どき手作業で田んぼ仕事をする人が少ないからか、「なにやってんだい」「大変だねえ」と口々におっしゃいます。

時には「懐かしいねえ」とおっしゃる方や「俺たちが子どものころはな……」と話し始めてくださる方も。

手作業で、田んぼにいる時間が長かったからこそ、こういった会話をすることができた、贅沢な田んぼ仕事の時間だったと振り返ります。

栽培について

栽培地は栃木県さくら市喜連川。山に囲まれ、日光連山、那須連山が見渡せます。2本の川が流れていて、とても美しいところです。

お水は近くの内川という川から地区一帯で引いているものを使用しています。

私たちの田んぼは、形が複雑で整備が行われず、いびつな形のまま今でも使われ続けています。同じ大きさで統一されていないそのいびつさも、この田んぼの好きなポイントです。

栽培期間中は農薬、除草剤を使っていません。(「栽培期間中は」と記したのは、これまで貸していた田んぼだったため、以前の管理者が使っていた可能性があるということです。)

肥料は有機質の肥料のみ、魚粉と米ぬかを中心としたものを使いました。

収穫は、機械で収穫したところは乾燥機で乾燥させ、手刈りで収穫したところは稲架掛けし、天日乾燥させました。

品種はコシヒカリ。

とても甘くておいしいお米になりました。

これからのこと

今年は苗はベテラン農家さんが栽培したものを使い、広い田んぼは機械での作業をお願いしました。

しかし今後は自分たちでできることを増やし、よりこだわりをもってイネづくりに向き合っていきたいと思っています。

田んぼを維持するうえで大切にしたいことは大きく2つ。

「イネを育てる」という意識よりも「田んぼ全体の環境づくり」という包括的な視点を持つこと。

そのためにイネのポテンシャルを活かし、その環境を活かして栽培できるようにするにはどうすればよいかを考えること。

とにかく必要なことは手を抜かずにきちんとし、必要のないことはしないという、シンプルな考え方を持ちながら取り組みたいと考えています。

これから細々と少しずつ、田んぼづくりを続けていきますので、応援よろしくお願いいたします。

お米の感想等ありましたら送っていただけると大変喜びます。

「新米百姓の新米」販売中

2021-10-01|タグ: ,
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