ロメで見つけたこと【トーゴ便り】

Bonjour.

2018年の夏、西アフリカはトーゴという国へ3週間ほど滞在しました。

今回は、滞在していた首都、ロメ滞在中に見つけたこと、気づいたこと、へ~と思ったことについてシェアしてみたいと思います。

交通手段はタクシーバイク

アジアやアフリカではおなじみの交通手段かと思いますが、トーゴでもよくタクシーバイクの運転手さんを見ました。

トーゴでの主な交通手段は二つ。バイク又は車。バスも時々見ましたが、街中で頻繁に使われているのはその二つのようでした。私も実際に交通手段としてタクシーバイクを毎日使用していました。

日本でトーゴ大使館に行った際、バイクタクシーは危ないから乗らない方が良いと忠告を受けましたが、タクシーよりも快適にそしてスムーズに移動することができるのでバイクを使うことの方が多かったです。整備されていない道も多く、車に乗ると必ず酔ってしまったのであえてバイクを選んでいたのもあります…(笑)

少し歩けばバイクの運転手さんに声をかけられるので簡単につかまえことができて、日本のタクシーよりも便利だなと思ったりもして。

バイクからの景色はこんな感じ。慣れるまでは少し怖いですが、慣れてしまえば便利な交通手段です。

もちろん道路は混雑していることも多いので危険ではないとは言い切れませんが、バイクを乗る前に値段を交渉する力とハイスピードのバイクの後ろにしがみつく力がある方にはおすすめです。

みんなバイリンガル

日本にいるとバイリンガルというと何だかかっこいい感じがしますが、ヨーロッパなどほかの国に行くと2言語話せるのが当たり前だったりしますよね。

アフリカも同様です。現地の言語、トーゴの首都ロメの地域だとエヴェ語又はミナ語というのが話されていて、それプラスフランス語を話せるのが普通です。

大学に行っていたり、ガーナやナイジェリアから移住してきた人はその他に英語も話せます。日本で生まれ育ち、英語やフランス語を勉強する身としてはとても尊敬してしまいます。

週末のマルシェの様子。マルシェに行くとフランス語なのかエヴェ語なのか混ざっているのか、言語を聞き分けるだけでワクワクしました。

鶏がいっぱいいる

何でもないことですが、ロメには本当に本当にどこに行っても鶏がいて、それもピヨピヨとヒヨコがたくさんいます。

なんでこんなに鶏がいるの?と聞いてみると、

よく食べるから、だそうです(笑)

確かに私のホームステイ先でも毎日鶏肉を食べましたし、一般的に身近な肉というと鶏のようでした。

それを言われたらもう苦笑いするしかありません。誰かが飼っているのか、鶏が勝手に繁殖して食べ物はそこらへんから入手しているのか、、不思議。

週末はランニング

土曜日の朝、大通りを走っている人たちを見ました。ロメでは週末にいろいろな人たちでランニングをするという習慣があるようです。

何かのクラブがあるというわけではなく、バックグラウンドは関係なしに走りたい人が集まって走るなんて素敵ですよね。人々の距離が近いのも、心の温かさを感じます。

ランニングとはいえランニングシューズを履いている人はごくわずかで、ほとんどの人はビーチサンダルを履いていました。気候的に暑い日が多く、よく見るとみんなビーチサンダルを履いているのもとても印象的でした。

みんなで集まって何かを一緒にするという雰囲気は、海外にいくたびにその重要性を感じさせられます。

日曜日は(家族にもよりますが)オシャレをして、教会へ。それもまた、人々の日常を支える行いなのだと短い滞在を通して感じました。

今回はこのあたりで。

少しでもトーゴの雰囲気が伝わったら嬉しいです。

2018-10-15|タグ:
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