レモングラス香るスープ

家族で時々伺うタイ料理屋さんのメニューにある、酸味のある爽やかなスープが好きだ。

そのスープを思い浮かべながら、最近よくつくるスープがある。

レモングラスの香りのするスープ。

時には辛くして、時には酸っぱくして、時には魚醤をきかせて。

様々なアレンジができるスープは、食事の始まりに手を伸ばし「ふぅ、おいしいね」と一息つくのがお決まりだ。

今回は暑い時期に食べたい酸味のあるスープと、涼しくなってから食べたいコクのあるスープの二つのバージョンを載せてみる。

その1 +トマトの酸味

夏はトマトの季節。

今年は庭でたくさんの黄色いミニトマトが穫れて、とても楽しんだ夏だった。

その夏によく作っていたのが、レモングラスの爽やかさにトマトの酸っぱさを合わせたスープだ。

材料はこんな感じ。

野菜は好きなものを合わせればよい。

我が家では玉ねぎとしめじ、ニンニクはいつも入れる。

ミニトマトはそのままコロンと入れるのが好き。もちろん、大きなトマトを使ってもよし。その場合、皮や種が気になる場合は湯むきし、種を取って使おう。

この時はニラも合わせてみた。

そのほか季節の葉物を入れてもいいだろう。

肉や魚は入れないから、野菜の組み合わせそのものがスープの味の形となる。

好きなオイルを鍋に入れ、まずは中火で玉ねぎとニンニクから炒める。少し色が付き始めたところでトマト以外の他の野菜を加え、さっと炒める。

そうしたらお水とレモングラス、トマト、塩を加えて蓋をし、火が強ければ弱め、10分くらい火を入れる。

今回はこの量の野菜に対してお水800㏄、塩小さじ1の割合。レモングラスはあとで取り出しやすいように長めに切るとよい。

すべての具に程よく火が入り、レモングラスの香りが移ったところでレモングラスを取り出し、魚醤を加える。

大さじ1.5~2くらい。もし魚の香りが好きでなければ、塩を多めにして魚醬を少なくするとか、醤油を使うだとか、様々工夫できるだろう。塩だけでもおいしくできる。

もう一度沸騰させてから火を止めて完成。

盛り付けはパクチーを加えてもよし、揚げた唐辛子や一味唐辛子を加えてもよし。

家族全員が辛いもの好きであれば、はじめに油に鷹の爪で辛みをつけるのもよい。

トマトがない時は酸味として黒酢を使うのが好きだ。

とにかく、これは酸味が好きな人にはたまらない一品。

その2 +卵のコク

もう一つ、レモングラスのスープのレパートリーとして卵とじスープにするのも気に入っている。

野菜はなんでもいいが、この時は玉ねぎ(1個)、ニンニク(一片)、キャベツ(1/4個)、しめじ(1/2かたまり)を入れた。

「その1」ではレモングラスの葉の部分を使ったが、フレッシュなものを使う場合は茎の部分を使うのもおすすめ。

これも葉と同様に香りが出たら取り出す。

いただきものの有精卵

卵は野菜の量と鍋の大きさに合わせて、2~3個入れるとちょうどいい。

この時は小さな卵だったから3つ入れた。

味付けは「その1」同様に塩ベースでお好みで醤油や魚醤を少し入れる。

こちらは魚醬を中心に味をつけるというよりは塩や醤油である程度の味をつけ、魚醬はほんの少し、深みを加える程度にとどめておくのが好きだ。

卵を入れるとコショウを合わせたくなる。盛り付けした後に、お好みで。


「その1」も「その2」も、レモングラスの香りをふんわり感じられるスープ。

それは合わせる野菜や素材によって全く違う印象になり、食べたい気分やその日の天気に合わせて味付けを変えていく。

汁物は食卓で中心に置くことはないけれど、食事のバランスをとってくれる、なくてはならない存在のように思っている。

やはり、季節のものとその日の気分で作るスープはおいしい。

ぜひレモングラスが身近にあれば試していただきたいスープたちだ。

2021-10-25|タグ:
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