【つくり比べ】そうだ、チーズケーキをつくろう。

皆さんは、チーズケーキの思い出、何かありますか?

私はお菓子を滅多に食べなかったこどものころ、クリスマスの時だけ保育園でプレゼントされる、保育園特製のチーズケーキが今でも口の中で思い出せます。好きだったというよりは、なんだか特別なものを口にして、はじめは不思議だったのかも。口の中がクリーミーな香りに包まれる感じがやけに美化されていて、今でも忘れられません。

今回はそんな、誰もが食べたことのあるであろうチーズケーキをつくってみます。

たかがチーズケーキ、されどチーズケーキ。シンプルだからこそ、配合や焼き方など、完璧を求めようとしたら、何日かかるかわかりません。

でも家族で食べるくらいなら、十分おいしくて幸せなチーズケーキができるはずです。だって、材料さえあれば基本は混ぜて焼くだけですから。

今回は一つのレシピを研究するのではなく、作り比べをしてそれぞれ写真を撮ってみることにしました。違いが面白いので、材料の写真と出来上がりの写真を。比べられるように型はあえて同じものを使用しています。皆さんが簡単にアクセスできるよう、オンラインで見られるレシピを選びました。

5つのレシピを参考にしたので、一番おいしそうに見えるチーズケーキのレシピで皆さんもぜひつくってみてください!

オーソドックスなチーズケーキ

クリームチーズの箱の裏に書いてあるベイクドチーズケーキのレシピ。日本人の私はそのレシピが身近なのでベーシックなレシピ、と考えています。

ベースをおさえれば応用がきくので、一度はつくってみたいノーマルなチーズケーキです。

よくハンドミキサーやスタンドミキサーを使った「ラク」な作り方が紹介されていますが、正直手で混ぜるので十分。大変な工程はないですし、大がかりな道具を出さなくてもボールと泡だて器、型さえあれば作れるのがチーズケーキです。これはここで紹介するすべてのレシピに共通すること。オーブンは使うものの、生地づくりにわざわざ電気を使用しなくても… と思うのは私だけかしら。手でやると、混ぜ加減もわかるのでそれも楽しいです。

今回は栗原はるみさんのレシピでつくってみました。

材料は、クリームチーズ、生クリーム、卵、砂糖、薄力粉、レモン汁。ザ・基本って感じ。

材料を混ぜて160℃のオーブンで40分くらい。

オーソドックスなシンプルなチーズケーキ。高めのオーブンで湯煎もせずに焼くので焼き上がり中央が沈みますが、それはそれであじがあって好きです。

バスクチーズケーキ

一瞬、「これ焦げてない?」と言いたくなる、バスクチーズケーキ。

高温で焼き上げるため、ダークブラウンな見た目が特徴です。

日本では2018年に東京の洋菓子店をはじめとして、コンビニエンスストアでも「バスクチーズケーキ」として売り出したことをきっかけに、チーズケーキ好きの間では人気のチーズケーキのひとつになっているようです。

今回のレシピはButtermilk Pantryさんのレシピでつくりました。このサイトをやっているSaraさん、本当にお菓子づくりが好きなのだろうな、ということをレシピから感じるんです。彼女のInstagramの写真も魅力的で、陰ながら素敵だなあと思ってみています。

よく、どうやってレシピを選ぶのかということを聞かれますが、オンラインで検索して調べる時には多くのレシピに目を通して、その中でそのレシピの特徴や材料など共通しているものを把握した後に、わかりやすいものや自分がつくりたいもの、バランスの取れているものを選びます。

私がお菓子をつくる上でキーワードにしているのが「バランス」なので、それを考えながらレシピを選んだり作ったりしています。

バスクチーズケーキの材料はベーシックなチーズケーキと同じような配合です。

使ったのは、クリームチーズ、砂糖、卵、生クリーム、薄力粉、バニラ、レモン汁。参考にしたレシピではバニラエクストラクトを使用していますが、家にないのでバニラビーンズを生クリームに香り付けして作りました。

特徴は外がこんがり、中はしっとりしていること。このレシピでは240℃で30分ほど焼いています。真っ黒に見えますが、焦げて見えるくらいがちょうどいいみたいで、この焦げがクセになるんです。

しつこくないチーズケーキ。まわりと中の、香ばしさとしっとり感が飽きないバランス力を発揮しているようです。これは今までつくった中でも納得のいくレシピでした。今度はホールでつくってみようと思います。

レシピは英語ですが、動画もあってわかりやすいです。ぜひサイトをのぞいてみてください。

ニューヨークチーズケーキ

バスクの次はニューヨーク。「濃厚でクリーミー」がキーワードのチーズケーキ。今回作ったチーズケーキの中で一番クリームチーズの量が多い配合です。

材料はこちら。真ん中のそぼろのようなものは手作りのビスケットを細かく砕いたもので、それと右上のバターを溶かしてボトムをつくります。

リンクを載せたレシピは、900グラムのクリームチーズを使うという、量の多いレシピなので、計算の手間を省くために1/2した配合をここに載せておきます。参考までに。

   チーズ生地

  • クリームチーズ 450g
  • 砂糖 112.5g
  • 卵 全卵2個+卵黄1/2個分
  • 生クリーム 60g
  • コーンスターチ 大さじ1/2
  • レモンの皮のすりおろし 1/2個分

   ボトム

  • ビスケット 75g
  • 砂糖 大さじ1
  • バター 32.5g

完全に私の好みですが、ボトムのビスケット生地に少しだけシナモンを加えているので下を食べるとほんのりシナモンとチーズがいい感じ。生地にバニラビーンズを入れたらもっとバランスがとれるような気がしました。

ワンスライスで満足してしまう、まさにリッチなチーズケーキという印象で、祖母と母はこれが気に入っているようでした。

コーヒーと合わせ、目をつむったらまさにそれは「おうちカフェ」。

クリーミーで重めのチーズケーキが好きな人にはおすすめのレシピです。

豆腐を使ったチーズケーキ

チーズケーキをつくると分かる、その油分の多さ。クリームチーズを使うので当たり前ですが、大抵のレシピで生クリームを使います。それこそがクリーミーなチーズケーキを生み出しているのですが、それがしつこく感じることも。

一般のレシピの生クリームを豆腐に代用したのがこちら。

材料はいたってシンプル。クリームチーズと絹ごし豆腐、砂糖、卵と薄力粉、そしてレモン汁。生クリームが手に入らない時や、豆腐が余った時に役に立ちそうなレシピです。

「さっぱり」という言葉が一番しっくりくるチーズケーキになりました。お店で出てきたらちょっと物足りないと思うだろうな、という印象ですが、家で作るには十分楽しめるケーキ。2日ほど寝かせると味が落ちついておいしいです。

大豆の香りがほんのりするので、抹茶や煎茶にも合いそうです。

Mr. CHEESECAKEのチーズケーキ

言わずと知れたMr. CHEESECAKEのチーズケーキ。

その「ミスチ」がレシピを大公開したのは4月の頭のころ。それはおうちで過ごす人たちへ、「僕たちは時間の価値を上げるお手伝いをしたい」という田村シェフからの最高のプレゼントなのではないかと思いました。そして、お菓子づくりが大好きな私はこれは作らねば、という気持ちに。

私は、毎日のちょっとしたおいしさが我々のハッピーをつくると思うんです。(私はしょっちゅう「おいしい、おいしい」と言いながら生きています笑)

なんでもないようなことを大切にすることこそ、一番大切なことなのではないかと思うんです。だから、こうやってレシピを公開して、皆さんつくってみてください、といってくれるのは嬉しい。

丁寧にお菓子をつくってみるとか、家族のためにお菓子づくりに挑戦してみるとか。ちょっとした嬉しさに気づかせるきっかけを与えようとする、そんなシェフをますます魅力的に感じました。(時々彼のnoteを拝見していますが、これからも追っていきたいなあ、なんて。)

というわけで、最後はミスチのレシピでチーズケーキをつくります。

ミスチの特徴はトンカ豆の香りなのですが、今回は手に入れずに省略してしまいました。それでも十分おいしくできますが、次回はぜひ使ってつくりたいものです。

生クリーム、バニラ、ホワイトチョコレートに加えて、クリームチーズ、ヨーグルト、サワークリーム、砂糖、卵、レモン汁。写真に入っていませんが、コーンスターチも使います。

冷凍して半解凍してから食べるのが一番おいしかったです。食べ方が多様なのも、ミスチが人気の理由なのかもしれませんね。

Mr. CHEESECAKEを食べたことのある人もない人も、つくってみると面白いと思います。何より、楽しいです。

いかがでしたでしょうか。つくってみたいと思うもの、ありましたか?

配合、焼き方、香り。バリエーションがたくさんあって、チーズケーキ一つをとってもかなり多様です。だからこそつくるのが楽しいんですよね。

皆さんの好きなチーズケーキもぜひ教えてください!

それでは、また。

2020-05-19|
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