どうしても好きになれなかったトーゴの一面

どうしても好きになれなかったトーゴの一面

Bonjour.

あっという間に10月も終わりに近づいています。

秋らしい天気が続いていますね。

先週まではトーゴでやってきたことやトーゴの食事をシェアさせていただきました。

今回は今までとは少し違った、私が3週間トーゴで生活してみて違和感を感じた部分をシェアしてみたいと思います。

あくまで私が3週間の間に見たことと感じたことなので、少し主観的な記事だとは思いますが読んでいただけたら嬉しいです。

どうにかしたいゴミ問題

晴れた日は青い空がきれいなトーゴ。そんなトーゴの首都、ロメではしばしばゴミの山やポイ捨てされたゴミを見ました。

中には車が通れないくらいゴミが積まれているところもあったりして、どうにかできないものかと考えさせられたものです。

ゴミをポイ捨てするのが当たり前だからと言ってトーゴ人たちが汚い環境で暮らしているのかと言ったらそうではありません。

もちろん、都市は特に貧富の差が大きいので一人一人住んでいる環境は違います。ただ、トーゴでホームステイをしたり様々観察していて思ったのはトーゴ人はむしろきれい好きだということです。

あちこちで掃除している人を見るし、毎朝家庭では家をきれいにすることから一日が始まります。家の周りも、とにかくきれいにするので私も早起きしてやらなければと思わされるくらい。

そんなトーゴの首都でなぜゴミが多くみられるのかというと、やはりゴミをその辺に捨てる、埋めるしかないからです。

生ごみを埋めるのはまだわかります。ただ、プラスティックやらビニール袋やら、その他のゴミも埋めてしまいます。日本にだって埋め立ての問題は起こっていますが、普通の家庭でその辺に捨てたり穴を掘って埋めたりしなければならないというのは首都において問題なのではないかと思ってしまいました。

ゴミ処理システムを整備するにはお金もかかりますし、トーゴ人たちにゴミのことを指摘しても興味をもっていないような人が多くてなかなか解決するのに時間がかかりそうですが、

綺麗な空、そして掃除を怠らないトーゴ人を見ていたら、ゴミがなければきれいな街になるのに、どうにかしたい、と思わされるのでした。

日本人はジャポネではなくシノワ

これはどんな国に行こうともいわれることですが、要するに

日本人の知名度が低く皆私たちを中国人だと認識する

ということです。

まちを歩いているとトーゴ人たちによく、「ニーハオ」とあいさつをされます。もちろん彼らが中国語を話せるということではなく、私を中国人だと思っているからです。

あまりにも滞在中に「ニーハオ」と言われるので最後の一週間くらいは「ボンジュール」と返すようにしていました。

中国語はわからなくともせっかくあいさつをしてくれているものを無視したくはなかったので。

あいさつ程度なら「まあ私もアジア人だし……」と開き直れたのですが、時々中国語の話し方を真似して馬鹿にしたように話しかけてくる人もいて、それはいい気はしませんでした。

それを一日に10回以上された日はさすがに心が折れて泣きそうになりましたが(泣きました。)

それと同時にいかに多くの中国人(又は中国語を話す人)がトーゴを訪れていて、そしてビジネスをしていて、日本人がいかに少ないかということを感じた瞬間でもありました。

男女の差が目に見える

この「差」は今世界的にもとても注目されていますが今回は私が感じたことを書いてみます。

ロメで過ごしていると、マーケットなどで路上販売しているのは女性ばかり、バイクや車を運転しているのは男性ばかり、というように業種による差が一番明白でしたが、

今回はストリートチルドレンについてです。

(なんでここでストリートチルドレンの話になるのかと思われた方はこちらもご覧ください。私がトーゴに行った理由の一つでもあるので。)

子どもと言ったら男の子と女の子がいますよね。(当たり前すぎておかしな一文…)

しかし、ストリートチルドレンと言ったときにトーゴで我々が目にするのはほとんど男の子です。実際、私はトーゴ、ロメにて3つの地域で子どもたちと活動しましたが参加するのは男の子だけでした。

その一つの理由として、女の子はマーケットなどで働かされる、ということ。

一方、家や家族のない(もしくは捨てられた)男の子は働かず(働いている子もいますが)ストリートに出ている、ということです。

ストリートに出ている男の子に話を聞くことは簡単です。しかし女の子は働いていたりして見つけることが難しい。トーゴのマーケットはとにかく混雑していますし、家の中の仕事をさせられている子に会うことは簡単ではありませんので。

私は毎日のようにストリートで生きる男の子たちと触れ合って、彼らの笑顔や一生懸命に勉強をしようとする姿をみるたびに、男の子と同じような状況で学校にも行けない女の子はどうしているのかと思わずにはいられませんでした。

勉強をしたり、自分の好きなことをしたり。女の子にもそんなチャンスを与えられれば良いのですが…… 

滞在中に一度国連のトーゴ支部のような場所へ連れて行ってもらったことがあったのですが、そこで活動できるのは「限られた」女の子だと言っていました。

今できていることは、性的暴力を受けた女の子を寮のようなところで守ったり、マーケットで働いている女の子(その子を働かせている人の理解が得られた場合)に定期的に勉強会を開いたり。

なかなか人数が集まらないし、やはり外に出ていないから女の子にアプローチするのは難しいのだそうです。

男女というと大人や仕事のことなどがフォーカスされがちですが、ストリートチルドレンにも男女ということの差があるのだということを学んだのでした。

ハードすぎるお手伝い

トーゴで心苦しくなったのは、家の中での「お手伝い」をしている子どもたちを見たときです。

トーゴの家庭では子どもたちが家庭内で家事の手伝いなどをすることが当たり前のようです。

親と一緒にやるというのなら日本でも普通ですよね。しかし子どもに任せてそのまま、やらなければひどく叱る、というのはどうなのだろうかと目にするたびに複雑な気持ちになりました。

日本で言うお手伝いとはかけ離れた重労働。水を汲んで運んだり、大きなナイフを使って仕事をしたり……

10代の子たちに強制させるようなことではないと思うことがするのが普通で、あれを取ってこい、これを取ってこいと、はたから見れば親が子を使っているように見えてしまうくらいです。

でもそれが普通なのだとトーゴ人に言われました。家庭内に根強いヒエラルキーがあってそれがトーゴの文化なのだと。

ある日中学生の女の子に

「こんなに重く手大変なこと毎日毎週やって大変じゃないの?」

と聞くと、

「もう慣れちゃったよ」

とあっさり。

子どもたちがとにかく心も体も強くて、すごいなと思いつつ、体の小さい子どもに支障をきたすようなお手伝いはしなくても良いのではないかと思ったのでした。

最後に

今までとは少し違ったテイストで書いてみましたがいかがでしたでしょうか。

どちらかといえばネガティブな面なので書くか迷いましたが、

トータル的にはトーゴのことが好きになってしまったけれど、どうしても違和感を感じる部分があって、単に「トーゴはとても良い国でした」で終わらせるのも違うのかなと思ったのでシェアしました。

なかなか文章にしにくく、わかりにくい表現があったらごめんなさい。

以前書いたように「笑顔にあふれていて温かい国」だと感じた一方、考えさせられることも多く、毎日自分の無力さに押しつぶされそうだったと振り返って思います。

「これがトーゴの文化だから」「トーゴでは当たり前だから」という言葉では納得できないことが多くありますが、それも含めてもっとトーゴのことを知りたいと思っています。

そして、どうトーゴがこれから変わってゆくのか楽しみでもあります。

ここまで読んでくださった皆さんはおそらく少しはアフリカに興味がある方なのかと思いますが、今回の私の文章で何か感じたことやアドバイスなどはありますでしょうか?

もしあればこちらのContact欄から送っていただけると嬉しいです。

http://all-about-africa.com/

最近はアフリカ関連の情報がたくさん載った素敵なサイト、All About Africaにも記事を書かせてもらっています。

私の記事はどうでも良いのですが、アフリカについての知識が豊富な方々の面白い記事がたくさんあるのでぜひのぞいてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回が重めで長くなってしまったので来週は楽しい雰囲気の記事を書いてみますね(笑)

Yuriko

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